学習院大学アーチェリー部 創部60周年を迎えて【ブルズ・アイ倶楽部 会長挨拶】
学習院大学アーチェリー部 創部60周年を迎えて
【会 長 挨 拶】
学習院大学アーチェリー部は1957(昭32)年5月に、創始者樺山庸夫先輩(昭34経卒)中心に数名にて「弓道部」再建を発起し、今年で60周年を迎えることが出来ました。
60周年までの道のりは、苦難と波乱の連続でありましたが、夫々の時代を担っていただいた諸先輩方のご支援、学習院当局皆様のご理解、現四大学(武蔵・成蹊・成城・学習院)ならびに旧四大学(東京教育(現筑波)・日本体育・玉川・学習院)及び各大学の方々のご指導、そして現在の現役皆さんのご努力により、本日まで歩み続けることが出来ましたこと感謝申し上げます。
60年といえば、人生では還暦、しかし人生100年とも言われる現在、60年という年月はまだまだこれから、という感があり、ましてや大学生が毎年入部されるクラブ活動においては、毎年新しい旋風が入り、技術においても監督・コーチのご努力により進歩し続けております。
昨今の現役諸君が輝かしい成績を残していただいていることは喜ばしい限りです。そのような中で、諸先輩の皆様が築き上げ培ってこられた学習院大学アーチェリー部のよき伝統は是非、受け継いでいっていただきたいと思っております。
一方 、私どもOB・OG会でございますが、1989(平元)7月に、「ブルズ・アイ倶楽部」と改名させていただきました。この名の由来は、51年前の1966(昭41)より発刊いたしておりますアーチェリー部の記録冊子「ブルズ・アイ誌」より名称をいただきました。
ブル(Bull)とは牡牛、アイ(Eye)とは目、すなわち「牡牛の目」のような小さな10金に照準を合わせ、クラブ一丸となり邁進していくことを目的に命名いたしました。
現在、ブルズ・アイ倶楽部は629名の会員を擁し、役員として会長1名、理事長1名、副理事長1名、理事6名、監事1名、卒業生係(現役部員)2名 合計12名で構成し、年1回の総会・懇親会開催により現役との交流を図っております。理事会は通年年3回開催し、総会議案の選定決議当該年度決算及び次年度予算の裁決・現役活動報告を中心に運営いたしております。
私どもブルズ・アイ倶楽部は、次期現役幹部の任命含め、現役諸君の活動には一切口を挟まず、資金を含め、援助活動は積極的に実施していくことを最大のミッションとしております。
現役諸君とブルズ・アイ倶楽部が一枚岩となり、学習院大学アーチェリー部の発展に邁進してまいる所存でございますので、今後ともご指導・ご鞭撻を賜りたく、お願い申し上げます。
2017(平29)年12月2日
学習院大学ブルズ・アイ倶楽部
第五代会長 田 中 吉 寛